マタニティー 出産レポート 妊娠後期

出産レポ1【予定日超過で促進剤】分娩33時間かかった2日間

はい、みなさんこんにちは^^ちいです♬

初めての出産で出産ってどんな感じなんだろうとか、何にかはわからないけどとにかく不安に思ってるマタニティの方って多いよね。私もその1人だった!!

先に産んだ友達もまだ少なくて経験者から話を聞く機会もなかなかなかったから、テレビドラマのワンシーンとかのイメージが強くて急に陣痛がきて急いでいかないと車で産まれちゃうとか(笑)

そういうドラマが多いからこそどんどん想像が広がってハチャメチャ出産を妄想してビビっちゃう悪循環www

だからここは私が初めての思い出深~い長男の出産話をレポしてみようと思います。先に言っておきますが、車内出産はしていませんのでご安心を(=゚ω゚)ノ

※結構赤裸々に書いている分、途中に生々しいところももありますので苦手な方はページトップへお戻りくださいm(__)m

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予定日4日前の検診

子宮口2cm。ちなみにこの前の検診でも2cm。2cmからなかなか動かず、医師に通称ぐりぐり(卵膜剥離)をされたよ。

※卵膜剥離とは赤ちゃんや用水が包まれている薄い膜のことで、これを医師の手で子宮から剥がすことを言います。そうすると陣痛を誘うと言われています。

このぐりぐりについて痛いと言われていますが、私は医師の手が入る圧迫感はあったものの痛いとは感じなかった!医師の腕にもよるのかな…でも触診が凄い苦手だったから無駄に力んじゃうし不快感が凄い(笑)

家に帰ると少量の出血が!!!おしるしきた!?とか思ったけど病院でぐりぐりした後は刺激により出血することもあると説明を受けていて、案の定刺激による出血だったみたい(笑)

予定日3日超過での検診

子宮口は確か2cm~3cmで特に進歩はなかった😢ここで促進剤による計画分娩を持ちかけられる。予定超過によるリスクの話をされたよ。

予定日から2週間を超える42週以降の出産によるリスク
  1. 胎盤の老化によりへその緒を通して酸素が十分に送れなくなる
  2. 酸素が減ることにより赤ちゃんが苦しくなってうんちをしてしまい、羊水が濁る
  3. 濁った羊水をたくさん吸い込んでしまうと重症肺炎を起こすことがある
  4. 陣痛がきてもお産が途中で止まる可能性がある
  5. 産後出血が止まらなくなる

このようにお母さん側も赤ちゃん側もリスクのある出産になっちゃうの。怖いよね。薬を使った出産は怖いしそれこそ副作用は!?って思いがちだけど、薬を使ったリスクと超過したままのリスクを比べたら薬の力を借りてでも出産した方がいいみたい。だから41週の間に入院をして促進剤を使った計画分娩をする病院がほとんどだよ!

そんないろいろな話を聞いて私も5日後の41週と1日の日に入院予約を入れました。入院前に自然に陣痛がくればいいなぁって気持ちもあったけど、いざ1人の時に陣痛が来たらテンパっちゃって病院へたどり着くか不安だったから入院して安心して産みたいとも思ってた(笑)

陣痛来ずw入院1日目

最後の平穏な時間

朝8時か9時かに病院へ行き入院着へお着換え。準備できたら早速促進剤のスタート。説明では1日目は錠剤を、それで陣痛が来なければ2日目は点滴を投与するとのこと。数時間ごとに、そして1日の上限の6回薬を飲んだけど陣痛にはならず。私の子宮口はどんだけゴウテツなのかと思ってた(笑)

特にすることもなくドキドキしてた割に陣痛は来ないからベッドの上でゲームしたり漫画読んだり、のんびり自由に過ごしたよ。

体の変化としては夜になってからすごい軽い生理痛のようなじわじわした痛みが。看護師さんに体調について聞かれたから話してみたらまだまだね大丈夫ねって言われた( ゚Д゚)

出産前夜に眠れないアクシデントが発生

さてここからまさかのに悲劇が!!!まだ陣痛は来てない私だったけど促進剤を使ってるからなのか、最初から陣痛室で過ごしていたんだけど深夜1時頃から老化がざわざわしだして。

隣の陣痛室に中国人の妊婦さんが入ったみたいで、なんと家族や友人など総出で病院へいらしてて(笑)陣痛室は旦那さんと両家の親のみしか入室できなかったから廊下に入れなかった人が決して小さくない声で喋ってる。

そして隣の部屋から陣痛に苦しむ壮絶な叫び声が響いてきてて…恐怖倍増!!!そして何より陣痛まだきてなくて今のうちに寝て体力溜めてねなんて言われたけど、うるさくて全然寝れませ~ん😢😢😢

なんとそれが朝まで続き、静かになった朝6時には恐怖にかられ寝れなくなりオールで2日目に挑むことになったのでした。

入院2日目…いよいよ!!

朝1から点滴で促進剤注入!その効果は壮絶

朝ご飯を済ませて9時から点滴投与開始!点滴ってやっぱり凄くて1時間後にはこの世のものとは思えないほどの感じたことのない痛みが😨もう時間なんて概念は忘れて痛みに耐え忍ぶのみ…

陣痛って痛い!痛くない~痛い!みたいに波があるって聞くでしょ?あれ本当でさっきまでめっちゃ死に物狂いだったのに、少し経つと引くんだよね。でも陣痛がきてる時の痛みが異常だから、束の間の休息にしかならないしただただぐったり(笑)

落ち着いてきた思ったらまた痛み出してくるからひたすら拷問受けてる気分w看護師さんが様子見に来るたびに「無痛に変えてくださいぃぃぃ」とか、「(絶対お腹切りたくないって言ってた私が)もう帝王切開でいいですぅぅぅ」とか言ってるのに笑って交わされていく私の泣き言www

お昼ですよ~ってご飯が来たけど食べられるはずもなくいつまで続くかわからない痛みと戦ってたんだけど、その様子を旦那さんはムービー撮って私の友達に送ってて(笑)痛みに強い私がこんな苦しんでるってことは出産ただもんじゃない!自分には無理!!みたいな連絡がきてた。その時は当たり前に携帯見る余裕なんてなくて、撮られてたことすら気付いてなかったけど☹

必死に耐えてる中私の剛鉄な子宮口は実にゆっく~りのんび~りと少しずつ慎重に開いてきてた。やっと全開と言われたのが午後5時半くらい。やっとこの痛みから解放される!って気持ちの方が大きかったけどさらにここでまた難関が…

陣痛室にいた私はこれから分娩台のある分娩室へ移動となったのだけど、なんと自分の足で歩いて移動してとのこと😨「歩いたほうが赤ちゃんも早くおりてこれるのよ」なんて助産師さんに言われてもう逆らう気力もなくヨロヨロ歩いたよね(笑)その距離10mくらいだったと思うんだけど5分はかかったと思う。

なんせ歩いてる最中にも陣痛バンバンくるし、産まれる直前って感覚もすごく短いんだよね。ほんとなんかの修行かよって(笑)あんなに10mが遠いと思ったのは前にも先にもこの時だけだと思う。

分娩台に到着!時計見ながらの出産

分娩台にセットされてもういつでもこちらは準備万端。可能な限り早く出てきてくれることを願いながら陣痛に耐え忍ぶ。分娩台に乗ったらすぐ出てくるのかな~って思ってたけど違うんだよね。「まだ力まないで!もう少し我慢して!」なんて言われて「!?!?!?」状態。

ふといきみ逃がししつつ横向いて目を開けたらちょうど見やす~い一に時計があって、見ちゃだめだと思いつつもうここきて10分経ってる…とか考えちゃってさらに地獄絵図(笑)

そしてついにいきむ許可が下りて踏ん張りだす。「頭見えてきたよ」とか「あと少しだからね」とかの声よりも気になるのは時間wwwあ~あと何分我慢すればいいのって気持ちが強すぎて、早く出産を終えたくていきむのめちゃ必死。

あと私意外だったんだけど破水をまだしてなくて産みながら赤ちゃんが出てくるときにするのかななんて思ってたんだけど、なんと助産師さん?医師?どちらかの手によって人工的に破水させられたの(笑)急に液体が伝う感触がして、「今破水させたよ!」って言われた(笑)衝撃だった(笑)

それまで必死子いていきんでいたわけだけども、頭が出てきたところでいきまないでゆっくり呼吸してとの指示が。まだ出きってない状態なのに難しすぎる😢でもここでいきんじゃうと赤ちゃんの頭の形が歪んじゃうらしく我慢我慢。

そしてこの一連の赤ちゃんを出す間は陣痛とまた違う痛みでめちゃくちゃに痛い。そりゃ規格外ともいえるサイズが出てこようとしてるんだから痛いに決まってるよね(笑)もしかすると陣痛より痛かった…いやここは比べられないけど…

いきまないでと言われた後に数回「少しいきんで」と指示を受けつつ全てを言われるがままこなしていくとついに…

待ちに待った初対面!ようこそ地球へ!!!

どぅるんっっっという感触とともに赤ちゃんの泣き声が!!やっと産まれた😢😢♡分娩室に入って大体30分くらいだったよ!感覚的にはもっと長く感じた。助産師さんにはいきむの上手だったねって褒めてもらいました(笑)

これは後日知ることになるんだけど母子手帳には陣痛時間を書く欄があるんだけど、そこみはなんと33時間30分との記載が!おそらく1日目の促進剤投与から計算されてるんだと思うけど見た時は驚いた(笑)実際痛くなってから出産までは8時間くらいだったと思う(^^♪

さて話を戻して私の病院はカンガルーケアというものをしていて、産まれたばかりの赤ちゃんを裸のまま胸の辺りに乗せて抱かせてもらえました。これとっても良かった!出産から解放された気持ちでいっぱいだった中予定日超過でやっと産まれて抱っこして、やっと実感とか感動とか…いろんな気持ちが溢れた瞬間だった!

そんな気持ちに浸ってる中お腹に胎便を出されて感動が吹き飛んで笑っちゃったことを私は死ぬまで忘れないと思う(笑)そしてその日はシャワーすら入れず助産師さんが拭いてくれただけのままで過ごしました(笑)

※カンガルーケアについては過去に事故があった例もあるみたいです。私は病院推奨で言われるがまましてしまいましたが、やりたいと思った方や病院が推奨している場合はきちんと医師や助産師さんから説明を聞いてみてください。ただこの経験はとってもいいものになりました☺

ちょっと恥ずかしかった男性医師の話

それから私は裂けてしまった部分の縫合へ。切るものだと思ってたけど伸びそうだから切るほどじゃないって言われて、これもなんか出産のイメージが変わったところだったな。まぁそれで裂けたわけだけど(゚Д゚;)

それよりもわたしは検診からずっと女医さんを担当にして診てもらっていたのにここにきて急に男性の医師登場。担当の先生は生まれる直前に退勤しちゃってたの😢「頑張ってね!」って声をかけてもらっていたんだけどこの展開に今更ながら驚いちゃって、初対面の男性にいきなり大股広げてて血が出てる大事な所縫われるなんて、恥ずかしくて恥ずかしくて仕方なかった(笑)

ちなみに一応麻酔は打たれてそれはちくっとしたんだけど、産んだ直後も相まってか縫われてる時に痛いという感覚はもう全然なくて、糸で引っ張られてるのが分かるくらい。それでもなんか嫌な気持ちにはすごくなった(笑)

産直後の過ごし方

産んだ直後は動いちゃいけないらしく、何時間かそのまま陣痛室に居たよ。その時は赤ちゃんも一緒で、「おっぱいあげたりしてみてね〜、なんかあったらナースコールで呼んでね」と伝えられてそこでまじまじと産まれたての赤ちゃんガン見。

なんでこんな可愛く見えるのか不思議な程愛しい気持ちでいっぱいだった❤️このサイズがお腹によく入ってたなぁって衝撃もあったし、小さくてまだ一人で何も出来ない、世界を何も知らない赤ちゃんのために頑張らなきゃって思えた。

暫くするとパパの大親友やら私の大親友が出産を聞きつけて来てくれて、ずっと何も食べてないと聞いていたらしくお寿司に桃に31アイスクリームが!!まだ起き上がれないから寝たまま少し頂いたww

その時の写真を振り替えると出産パーティーでもしてたのかって感じに写ってる。でも人生で3位に入る幸せな思い出として残ってるψ(`∇´)ψ今思えば病院もよく許してくれてたな…今のご時世なら100%アウトだよねw

そんなこんなであっという間に時間が来てまず助産師さんに付き添われトイレへ。尿が出せたか確認をとられて病室へ。お股の使い方が分からなくなってて恐る恐るしたんだけど、縫った傷痕に滲みて痛かった😢

病室に帰ってしばらくすると健康チェックを済ませた我が子が来ていきなり母子同室のスタート!初めての出産だからこれが当たり前なんだ!と思ってまだ扱い方もわからないまま頑張ってた(笑)でも3人産んでみて産んだ当日から同室になることって少ないんだって知りました(笑)

これから初めての出産を迎えるあなたへエール

長々と語っちゃったけど初産は未知の世界の連続だからずっと戦闘モードで、いつまで続くのかわからない陣痛だったり、指示がころころ変わる分娩台とか(笑)妊娠期間中だって今までに経験のない規格外のお腹になったり、つわりや過食や貧血、常に変化の環境下で戦い続けてきたわけだけど、出産は妊娠期間の大トリ!

しかも出産が最後の戦争と思いきやこれからは育児という名の未知なる戦いが始まるわけです!こう考えると世の中のお母さんって偉大だし強いよなって思う。産後本調子に戻らぬ前に夜もぐっすり寝れず3時間おきの授乳なんてしんどいもん。

でもね、不思議と生まれてきてくれた赤ちゃんの姿を見るとかわいくて愛おしくて頑張ってよかったって、なぜか今までの戦いの辛さや苦しさが浄化されていくんだよね。

産後眠いし体も痛いしおっぱいはガチガチに張ったり大変なことが我が子の存在が増えるだけで、ここまで自分に変化をもたらすのかって私も当時びっくりした!でもそんなことが本当にあるんだよね。

もうすぐ出産を控えるあなたへ。ここまで頑張ってこれたならあともう少し。最後は今までより大変かもしれないけど赤ちゃんも大変な思いをしながら産まれてくるの。ママも赤ちゃんと一緒にあと一歩、最後の戦いは2人で、頑張って乗り切ってね!!

遠くから私も応援しているよ…💛💛💛

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